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2013年5月12日 (日)

セレモニー

先月、親戚のセレモニー(お葬式)に参列してきました。
セレモニー会場でのお葬式です。

なんだか…妙に切なく、寂しく感じました。

四角くて冷たい、会議室とみまちがえそうな会場に祭壇が設けられ、パイプイスが並べられ、お焼香台が置かれて。お坊様も椅子に座りお経を唱えて。
祭壇では、遺影がスライド写真で放映されています。
ご出棺も、遺影を掲げた親族を先頭に、ご遺体が台車に乗せられ、人に押されて進んでいきます。エレベータで運ばれ、そこから3m先にある車止めまで、親族の男性や友人たちの手によりご遺体が運ばれていく。

お葬式なのに、どこか殺伐としていて。
人生最後のセレモニーなのに、とても切なくなってしまいました。

このセレモニーに出席し、私は「自分のお葬式は『個展』に仕立てよう」と、強く思いました。

殺伐として冷たいコンクリートの壁には、自分で撮った写真や文章を何枚も掲げ、それをぐるっと見てもらった後に、何となく焼香してもらえらたらいい。別に焼香してもらわなくても、私の人生最後の個展に来てくれるだけで、それでいい。
会場には、私の好きなサザンの曲を流してもらって。
読経は、私の好きなお坊様に、ちょっとだけ唱えてもらえれば、それでいい。

出棺のときには『希望の轍』の音楽とともに、出発。
私が希望を持ち続けてきた人生の軌跡を、この『希望の轍』とともに、少しだけ思い浮かべてもらえれば…それでいい。

遺影にしてもらいたい写真は、常に用意しておこう。必ず紙焼きにして、掲げてもらおう。

デジタルのモニターに映っていた親族の遺影は、モアレを起こし、少し青ざめていた。あんなに顔色が悪いなんて…。元気なときの姿を見てもらいたいはずなのに、モニターの質が悪いから、全体がくすんで青ざめて見える。
そんな遺影は、イヤだ。

最後くらい、クリエイティブに戻って…終わりにしたい。
カナ。

予定では、何十年と先のことだろうけど

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